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2023/08/25 11:00

今日はそもそも、なぜ菜の花を活用しようとしたのか。

そのきっかけをお話します。


菜の花ステーション代表の傘木さん

2002年にNPOを発足した時に、地域資源を活かした、市民による新たなまちづくりを模索しようと「仕事おこしワークショップ」を行ないました。そこで生まれた計画の一つが「菜の花エコプロジェクト」でした。

中山高原の春
残雪と菜の花の対比が美しい春の中山高原

 

 地域にある活かし切れていない資源をリストアップする中で、閉鎖されたスキー場や休耕田、温泉郷から出される生ごみや廃食油、働く意欲のある高齢者や障がい者、冬場に余剰となる建設労働者が眠れる「資源」だと分かりました。これらの有効活用を図るために、滋賀県発の菜の花による資源循環サイクルに目を付けました。


 当初は、菜種を栽培し、てんぷら油として販売、廃油を回収してバイオディーゼルに再生する資源循環型エコサイクルを目指しました。